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社会保険労務士とは?

社会保険労務士とは一体どんな資格なのか?

独立開業できる国家資格

社会保険労務士は、国家資格のひとつで、人事労務・年金のスペシャリストと言われています。会社では、人事部・総務部といった部署で働く人が持っていると大変役に立つ資格であり、資格取得すれば一目置かれる存在にもなることも可能です。転職や就職の際には有利に作用するとも言われています。

ただし、薬局で薬剤師を置かなければならないのと違って、会社に必ず一人置かなくてはならないという資格ではありません。つまり、採用ニーズが極めて高いか?というと疑問符がつきます。

資格所有の実務初心者よりも資格はないが、実務経験豊富な即戦力を期待するという考え方もあります。資格取得=転職有利という単純な考えはやめた方が無難でしょう。

また、社会保険労務士は独立開業することが可能で、労務や年金に関する手続き等に関して独占的に行うことが許されています。ただ、会社を立ち上げたり、個人事業主として事業を起こすことは資格の有無とは関係ありません。独立開業できるからという理由で資格を取得するのは安易すぎると思われます。

人気資格のひとつ

近年の資格取得ブームの中では、人気資格のひとつになります。司法試験、司法書士や公認会計士などの資格と異なり、独学でも十分合格することが可能であることも人気を支える要因のひとつと言えます。

以下の表からも分かるように、過去6年間のデータから見ると受験者数は4万人~5万人前後で安定しているように見えますが、もっと長いスパンで見ると、中長期的には増加傾向にありますので、できるだけ早めのチャレンジが望まれます。

例えば、平成元年と平成24年の受験者数を比較すると5倍以上に増えている一方で、合格者数は約3倍しか増加していませんので、合格難易度は上がっていると考えることができます。

合格率は過去10年間を見ると7%~10%程度(平均8.5%)とそう甘い試験ではないことが分かります。受験勉強を始めるに当たっては、合格までのつらい道のりを乗り越えて行くための明確な目的意識と強い意志が必要になるでしょう。

- 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年
申込者数 61,910人 67,745人 70,648人 67,662人 66,782人
受験者数 47,568人 52,983人 55,445人 53,392人 51,960人
合格者数 3,574人 4,019人 4,790人 3,855人 3,650人
合格率 7.5% 7.6% 8.6% 7.2% 7.0%

誰でも受験できる訳ではありません

宅地建物取引主任者、いわゆる宅建などとは異なり、社会保険労務士試験には受験資格があるため誰もが受験できるというものではありません。

受験資格はかなり細かく設定されているので、自分には受験資格があるのか、分からない、ちょっと微妙そうだというような場合は、受験勉強を開始する前に必ず社会保険労務士試験センターへ問い合わせておくことを強くお勧めします。

自分との戦い

社会保険労務士の試験は、大学受験のような競争試験ではありません。大学受験の場合は、一般的に総得点による順位で合否が判定されますが、社会保険労務士の場合は、総得点と科目毎の基準点をクリアすれば誰もが合格できる試験です。言ってしまえば、他を蹴落として合格を勝ち取るというよりは、自分との戦いになります。

合格後の道

社会保険労務士試験に合格するとその先にどんな道が開けるのか。

開業社労士として登録する

各都道府県にある社会保険労務士会に開業社労士として登録して、晴れて開業社労士となれます。営業努力次第では顧客もつき、安定した生活を手に入れることも可能です。

但し、社労士試験に合格する以上の努力が必要になるでしょう。安易な気持ちでの開業は失敗の元です。夢破れた開業社労士を何人も見てきましたので、このように書かせて頂きました。

勤務社労士として登録する

開業はしないが、勤務社労士として都道府県の社会保険労務士会に登録することも可能です。定期的な支部会の会合に出席して開業社労士と仲良くなることで情報収集ができるほか、各種勉強会を格安で受講でき、レベルアップを図ることができます。

また、定期的に会報や書籍などが送られてくるので、常に最新の情報が得ることができます。自己啓発意欲の高い方にお勧めです。

その他データ

試験日:8月の下旬(平成25年度は8月25日)
受験料:9,000円
合格発表:11月上旬(平成25年度は11月8日)
試験機関:社会保険労務士試験センター